豆柴のズボライフハック

マンション階下への騒音対策は?音の種類による防音パターン

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こんにちは。豆柴まめ子です。

マンション住まい×子供=騒音

  • 上の階の音がうるさい

  • 下の人に文句を言われた…

私の周りでもよく聞きます。

階下への防音対策として

よく取られているのが

ジョイントマットを敷く方法

実は、、、

物を落とす音には多少有効ですが

走り回る音に対しては

あまり効果がありません…

音には種類がいくつかあり

ひと口に防音と言っても

防ぎたい音に適した防音方法を取らないと

思っていた効果が得られないことも…汗

今回はマンションの床に注目し

騒音の種類と

音別の防音パターンについて

ご紹介していきます。

床の騒音について

床の主な騒音の種類

床で生じる騒音には

次の2種類があります。

軽量床衝撃音(LL)

軽量床衝撃音

  • 小さいor軽い物が落下する

  • 椅子を引く音

  • スリッパを履いて歩くときの

「コロコロ」「コツン」「パタパタ」

という

軽くて高い音のこと

フローリングやタイルより

カーペット・畳などのように

吸音性が高いものほど

遮音性能が高くなります

重量床衝撃音(LH)

重量床衝撃音

  • 子どもが

    • 飛び跳ねる

    • 走り回る

  • 歩くときにかかとから着地する

  • 洗濯機の振動音などの

「ドスンッ」「ドスドス」「ガタガタ」

という

鈍くて低い重量感のある音のこと

床の材質が固い・重いほど

遮音性能は高くなります

※マンションの場合だと

床のコンクリートスラブの厚みが

厚いほど遮音性能が高くなります。

遮音等級

これら2種類の音や伝達レベルによって

不快に感じる状況を表した

表記基準があります。

遮音等級

※⊿LH値は相関表未公開のため不記載

※⊿L等級(新表記)について

実際はデシベル(db)別に

細かく評価されていますが

概算で旧表記と並べています。

目安としてご参照ください

【参照元】

アメニティ新聞(集合住宅管理新聞)

※日本建築総合試験所による推定値を利用

アイテックリサーチ株式会社

遮音性能等級は

「L値(旧表記)」や「等級」などで

段階評価され数字が小さいほど

遮音性能は高くなります

ただ、L値や等級などは

  • コンクリートスラブ厚

  • 床の仕上げ

  • 壁などの

建物を構成する構造全体の

総合的な性能の結果から示されるもので

床材単体での性能を表すものではない

ことから

床材単体の低減性能を表す

⊿L等級(新表記)というものが

使われるようになってきました

⊿L等級(新表記)は

数値が大きいほど性能が高いです。

防音対策3つのパターン

防音対策には大きく分けると

3種類の方法があります。

①遮音

遮音

壁や天井を通り越してしまわないように

音を遮る方法です

比重が重いほど遮音の効果が高く

出典:楽天

鉛シートが有名ですが

薄くても重いし扱うにはなかなか大変。

また、人の話し声や電話の音などの

高音や中音には効果を得やすいですが

スピーカーを通した音(重低音)や

子供が走り回ったりする際の足音のような

低音や重低音などの

振動の大きな音対策には不向きです

②吸音

吸音

音を吸収する方法。

出典:楽天

吸音材としては

ウレタン、グラスウール

床に敷く場合は

フェルト、カーペット

などがよく使われます。

トンネルなど

コンクリート製の建造物の中だと

遮音性が高い分音が逃げない分

内にこもって

音が反響しやすくなります。

そういった音を

もじゃもじゃしているもので

音の反射を抑える(吸収する)

というイメージでしょうか。

遮音効果はないので

遮音材と一緒に使うのが

よしとされています

③防振・制振

防振と制振では厳密に言うと

  • 防振

    • 衝撃を和らげる緩衝材の役割

  • 制振

    • 振動が発生するものを抑えて動かなくする

といった違いがありますが

大まかに言うと

音の振動を断ち切る方法です

防振対策

出典:楽天

簡易的な方法だと

床にコルクマットや

ジョイントマットを敷いて

物が落ちたときの衝撃を和らげたり

制振対策

出典:楽天

振動の出やすいエアコン

冷蔵庫、洗濯機の脚につけて

振動自体を抑える

ゴム製の防振マットが有名ですね

マンション階下への防音対策は主に防振&吸音対策が◎

指差しする猫

冒頭でご紹介したように

床の騒音になるのは主に

  • 重量床衝撃音

  • 軽量床衝撃音

この2種類。

子供がいる場合だと特に

  • 重量床衝撃音

    • 走り回る足音

  • 軽量床衝撃音

    • おもちゃなどの物を落とす

これらの騒音を抑える場合

防音対策パターンに当てはめると

  • 軽量床衝撃音→吸音対策

  • 重量床衝撃音→防振対策

厚みや硬さのある防振材で重量衝撃音を

マットやカーペットなどの

柔らかい緩衝材で

軽量床衝撃音を和らげる。

というように

「衝撃を小さくして音を吸収する」

対策が適していると言えます

↓おすすめ防音マット↓

防音対策後も節度ある生活を

注意しておきたいこととして

防音対策をしたとしても

音は完全にはゼロにはなりません

個人的な所感として

軽量床衝撃音は対策すれば

かなり軽減できる印象ですが

重量床衝撃音の場合

軽量床衝撃音と違って

対策がしにくい音だと言われています

特に子供に対して

音を出さないように徹底することは

なかなか難しいことではありますが

防音対策を行ったとしても

あくまでも軽減レベルであることを

ご留意ください。 

 

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