こんにちは。
ナビッシュA10タイプ
使用歴約5年のユーザー
豆柴まめ子です。
キッチン水栓で譲れない条件は
浄水器一体型&ハンズフリー。
前住居のキッチン水栓が
LIXILナビッシュだったのですが
今回の転居先でも引き続き
ナビッシュを選びました。
前回の設置以降
各社から新製品も出ている中で
他の水栓も再検討した上での選択です。
今回は
私がナビッシュをリピートした理由含め
ナビッシュを実際に使ってみて感じた
メリット・デメリットを
徹底的にご紹介します。
タッチレス水栓ナビッシュA10のメリット(リピート理由)
①浄水器の仕様が秀逸
(ⅰ)浄水器一体型
もし浄水と原水が別々だと
蛇口が2つになります。
スッキリ感に劣る
汚れも2倍、掃除も2倍
浄水器分のスペースが取られる
という理由から蛇口(水栓)は
どうしても一体型を希望していました。
(ⅱ)アンダーシンク型
ビルトイン浄水器には
様々なタイプがありますが
出典:楽天
蛇口部分に浄水器を内蔵できる
ワンホール型だと
工事費などの初期コストは抑えられますが
カートリッジの交換頻度が高くなり
ランニングコストが割高になりがち汗
また、カートリッジを収納する分
蛇口の太さが太くなってしまい
デザイン性も限られてしまいます。
LIXILナビッシュは
シンク下にカートリッジを格納する
アンダーシンク型。
設置には工事が必要だったり
初期コストは高くなるし
カートリッジも大きくなりますが
交換目安が約1年と
交換頻度がワンホール型の3〜4分の1。
蛇口デザインもスッキリでGOOD♪
(ⅲ)除去物質数が◎
ナビッシュの浄水器カートリッジは
17+2物質除去
出典:楽天
12物質除去
出典:楽天
の2種類から選べます。
除去物質については
JIS規格(S 3201 )では
下記の17物質が定められています。
①遊離残留塩素(カルキ)
消毒用添加物質。水の味に影響
②濁り
水の濁りの原因物質
③総トリハロメタン
④~⑦の総称
④クロロホルム
⑤ブロモジクロロメタン
⑥ジブロモクロロメタン
⑦ブロモホルム
④〜⑦:水の消毒用過程で発生し、発がん性が指摘される物質
⑧テトラクロロエチレン
洗浄剤・溶剤などで使用される物質
⑨トリクロロエチレン
溶剤などで使用される物質
⑩CAT (農薬)
除草剤に広く使用される物質
⑪2-MIB (カビ臭)
植物プランクトン由来の物質で臭いの原因
⑫溶解性鉛
水道用鉛管を使用する地域で発生する物質
⑬1,2-DCE(シス-1,2-ジクロロエチレン及びトランス-1,2-ジクロロエチレン)
抽出溶剤、洗浄剤などで使用される物質
⑭ベンゼン
様々な化学品の合成原料、溶剤、 抽出剤などで使用される物質
⑮陰イオン界面活性剤
多くの合成洗剤に使用される物質
⑯フェノール類
染料、樹脂などの製造過程で使用され、不快な臭味の原因
⑰ジェオスミン(カビ臭)
植物プランクトン由来の物質。臭いの原因
【参照元】トリム・ミズラボ
12物質除去の方は
上記の①〜⑫の物質の除去が可能で
17+2物質除去の場合は上記①〜⑰に加えて
浄水器協会の規格基準(JWPAS B)
に定められた物質のうち
鉄(微粒子状)
アルミニウム(中性)
の計19物質を除去してくれます。
(ⅳ)付属品は高性能Ver。
出典:楽天
カートリッジにバリエーションがある場合
付属品はショボい方がつく製品もある中で
LIXILナビッシュは
ナビッシュのグレードに関わらず
高性能品(17+2物質除去)が付きます。
これは嬉しい!!!
(ⅴ)交換お知らせ機能
浄水器のカートリッジは
いつ交換したか覚えていないので
取り替えるタイミングを忘れがち。
LIXILナビッシュは
浄水センサー部分に
交換サインが表示されるので
忘れずに交換することができます。
【点灯・点滅のタイミング】
点滅
11.5ヶ月or 9,600L に到達
点灯
12ヶ月or 10,000Lに到達
(ⅵ)使用OKをランプ色でお知らせ
浄水は殺菌目的の塩素が取り除かれるため
長時間浄水を使わず
浄水器の中に水道水が滞留すると
細菌が増殖する恐れがあります。
これを洗い流すために
一定時間水を流し捨てる
「捨て水」が必要です。
ナビッシュにはその捨て水時間を
自動的にコントロールしてくれます。
浄水センサーに手をかざすと
準備中(捨て水中):紫
準備OK(使用OK):青
ランプの光で知らせてくれます。
【捨て水設定時間】
点滅時間:1分
2日間(48時間)以上吐水がない
カートリッジ交換時にリセットした
停電時やACアダプターをコンセントから抜いた
点滅時間:10秒
毎日の使い始め
前回使用から5時間以上吐水がない
なし
前回使用から5時間以内に吐水した
↑覚えるのは面倒ですよね…苦笑
この設定をナビッシュが
自動的に調整してくれるので
私たちは青いランプに変わるのを
待ってから使うだけ。
簡単に安全に浄水を使うことができます♪
②ハンズフリー機能が秀逸
タッチレス・ハンズフリーどちらも使える
A10タイプは
ナビッシュタッチレス水栓の最上位機種。
手をかざして水の吐水止水を行う
タッチレス機能はもちろん
手や食器を検知して
自動的にON・OFFしてくれる
ハンズフリー機能もついています。
ほんのちょっとだけ水を使いたい
というときにでも
わざわざ手動で出したり止めたり…汗
ハンズフリー機能なら
この面倒な手間を
まるっとカットできます。
子供でも一人で手を洗える
タッチセンサーや水洗レバーに
手が届かず一人で手を洗うのが
難しい場合でも
ハンズフリー機能だと
吐水口の先端に手をかざすだけで
水が出せるので
まめ次郎(2歳)はひとりで
手を洗うことができます。
センサー反応が早い
ナビッシュイチ押しの理由がこれ!
ハンズフリー水栓は
各社からも色々出ているのですが
水が出るまでに
動作を一旦止めなければいけないものが
ほとんど。。。
吐水までに時間がかかるなら
タッチレス水栓を
ON・OFFするのと変わらず
ハンズフリーじゃなくても…。
ナビッシュの場合は
動作を止めることなく流れるように
ストレスなく作業を続けられるんです!!
ハンズフリー機能をつける場合は
反応速度はかなり重要なポイントです。
浄水器・お湯/水の切り替えもハンズフリー
浄水器一体型の
ハンズフリー水栓はいくつかありますが
だいたい浄水を使用する際は
まずボタンやレバーなどで
浄水モードへ切り替える必要があります。
ナビッシュなら
上部センサーで浄水のON・OFF
下部センサーで原水のON・OFF
ができるため
浄水も切り替え不要&ハンズフリー♪
浄水機能が不要の場合は
お湯・お水の切り替えが
ハンズフリーでできる
エコセンサー付きの機種もあります。
※浄水機能とお湯・水の切り替え機能は
どちらか1つしか選べません。
③デザインと機能性のバランスがいい
デザインだけなら
出典:楽天
KOHLERや
出典:楽天
デルタ水栓の方が好みです。
ただ
出典:楽天
LIXILナビッシュは
機能性も追求している割に
デザイン性も悪くない。
このバランスが絶妙なんです!!!
これだけ高機能でデザイン性も
きちんと考えられている水栓は
今のところナビッシュだけだと思います。
転居先の水栓変更にあたって
KOHLERやデルタ水栓にしようと
再検討したのですが
キッチン水栓は毎日使うもの
機能性・使い勝手は
妥協できませんでした…汗
タッチレス水栓ナビッシュA10のデメリット
①水温・水量は手動調整
浄水器一体型のタイプ
(A10、A6、B6)を選ぶ場合
水温や水量を変更したいときには
水栓元の手動レバーで
調整する必要があります。。。
浄水器一体型でない場合は
エコセンサー付きの機種
(A9、A7、B7)を選べば
タッチレスセンサーの上下で
お湯(混合水)と水(原水)を
使い分けることが可能。
※湯温・水量変更は要レバー調整
ガス給湯器だった前住居では
給湯器のスイッチで入切していましたが
頻度的にはそう多くはありませんでした。
転居後も
浄水で出てくるは水のみだし
混合水でも使い始めは水が出てくるし
冬以外は基本水だけだし…
とは思いますが
エコキュートを使用していたり
お湯と水を交互に使いたいことが
頻繁にある人の場合は
浄水器一体型タイプだと
不満に感じることがあるかもしれません。
※レバーハンドルで調節できるのは
原水のみです。
浄水の場合は常に常温水が一定量出ます。
浄水の水温・水量を調節することは
できないのでご注意ください。
水栓レバーが調整しづらい
出典:楽天
Panasonicのタッチレス水栓は
ボタン式なので
簡単に水量や水温を調節できます。
多すぎず少なすぎず
水量をいい感じに調節したいのですが
レバーが硬めなのでなかなか難しい。
頻度はそう多くはありませんが
手動調節問題には不満あり。
②タッチレスセンサーの位置がイマイチ
出典:楽天
ナビッシュはタッチレスセンサーが
グースネックの上部にあるんです…
水跡がつきやすい
濡れた手でかざすと
どうしても水滴が水栓にかかるという…
まめ夫が使うとシルバーだと
結構水滴が残ります。。。
センサーが反応しやすい
水栓の置くに何かを置いている
上部に何かを吊るしている
このような場合は
取ろうとして手を伸ばした際に
センサーが反応してしまいます。
横センサーだったら
よかったのになーと思います…。
③還元水・生成水は非対応
ナビッシュは原水・浄水のみ。
還元水や生成水には対応していません。
④ランニングコストが高い??
ナビッシュを使い始めたのは
シルバー4年、ブラック1年未満で
今のところ不具合はありませんが
故障・修理を考えたときに
高機能な分故障する確率は高い
故障した場合の修理代が高い
電子弁の定期的な交換が必要
現状想像できる
ランニングコストが
シンプルな水栓よりも高くなるのは必須。
導入コスト自体も高くはなる分
金額的な面ではデメリットだと言えます。
ただ
掃除頻度が下がったり
日々の生活が楽になったのは確かなので
個人的にはここは覚悟の上…です苦笑
自動化すると子供は止め忘れる!?
ハンズフリーを採用するときに
多い疑問が
水や電気のオンオフを自動化すると
よく止め忘れ、消し忘れが発生する。
↓↓ 結論 ↓↓
自動じゃなかったとしても
そもそも止め忘れ、消し忘れは
発生します。
タッチレス、ハンズフリーじゃなくても
訓練は必要です。。。苦笑
後悔はありません♪次もやっぱりナビッシュがいい!
浄水器一体型&ハンズフリーは
A10タイプのみ。
いくつか不要に感じる機能や
不満はあれど
ナビッシュにしなきゃよかった
or
別のタッチレスにすればよかった…
とまでは思っていません。
むしろ
ナビッシュを超える水栓がないので
今回もリピートしました。
前回はシルバー、今回はブラックです。
色の違いによる比較はこちらから↓
ナビッシュにも色々グレードがあります。
機能選びのポイントや
価格差などをまとめています↓
ナビッシュA10タイプは
デザイン性だけじゃなくて
機能性も追求したいという方には
ピッタリです!!
個人的にはリピートするくらいに
とてもおすすめなのですが
やはり好みはひとそれぞれ。
値段も安いものではないため
ぜひショールームで
水の出方や使い勝手を
実際に試してみることをおすすめします。
オヤスミマンでも漏れる子供に
パッキン一体の麦茶ポットが楽ちん!