こんにちは。豆柴まめ子です。
最近ドラム式洗濯乾燥機が壊れたので
買い替えました。
今回選んだのはパナソニック。
ちなみに先代は日立でした。
家電量販店の店員さん曰く
だいたいの人が
日立orパナソニックで迷うことが多い
とのこと。
実際に両メーカーを使ってみた
感想としては
カタログや短期的な実験では分からない
「使用感」に大きく違いがあるように
感じました。
そこで今回は
それぞれの特徴や使い勝手について
両者を比較しながら
おすすめしたいメーカーを
独断と偏見で決定します!
パナソニックのドラム式が良かった点
出典:楽天
豆柴家が購入したのは
2021年11月に発売された
パナソニックのNA-LX127A。
(正確には右開きのNA-LX127AR)。
※今は廃盤になっているため
画像は同等品のNA-LX127CLです。
①乾燥時間
パナソニックのドラム式は
洗濯〜乾燥までの時間が短く
帰宅後〜寝るまでに2度回せます!
カタログ上の時間は98分。
実際は洗濯量も多いので
もう少しかかっている印象ですが
3時間もあれば十分のような…
長年(実家も)の日立ユーザー
としてはかなりの衝撃でした。
ちなみに日立の場合
パナソニックのNA-LX127Aと
同レベルのスペック機種はBD-SX110G。
カタログ上の数値を見ると
洗濯〜乾燥までの所要時間は約132分。
先代の日立は2時間40分(160分)とか
そのくらいの表示だったような
記憶があるのですが
基本的にどのメーカーであっても
カタログ表示通りの時間では終わらず
自動的に乾燥時間が延長されます。
結局のところ洗濯〜乾燥までに
5〜6時間はかかっていて
帰宅後から寝るまでに回そうと思うと
1度しかチャンスがありませんでした。
今年は長男まめ太郎が小学校に上がって
洗濯量が増えてしまい
1回の運転だと結構パンパンで
乾燥終了後に蓋を開けると
まだ湿っていることも
よくあったため
乾燥時間が長いのは致命的でした。
パナソニックに買い替えて
2回転が可能になったことで
確実に乾くし
しわ・絡まりも少なく
2回運転はいいことづくしでした!
※日立は2022年9月に
ビックドラムの新モデルが発売されました。
出典:楽天
BD-STX120H
BD-SX120H
BD-SV120H
BD-SG110JLのうち
上位3機種(BD-SG110JL以外)は
乾燥時間がパナソニックと同様の
98分にまで短縮されています。
日立もモデルを選べば
乾燥時間を気にしなくて良くなりそう。
②デザイン性
本体デザイン
実際に店舗にも見に来ましたが
まずは見た目でパナ一択でした!
本体がつや消しマットで
家電っぽくなくてGOOD♪
(指紋がつきづらいのも最高)
対する日立BD-SX120HL↓
出典:楽天
なんだろう…
写真だといまいち分かりづらいのですが
パナソニックにくらべると
ちょっとモサいんですよね汗
ボタンデザイン
これまでの洗濯機のボタンは
こんな感じの
いかにもtheボタン、the家電
というデザインだったのですが
パナソニックの洗濯乾燥機は
ボタン式ですらこんなにも
シンプルでおしゃれ!!!
画像引用:日立
日立のドラム式の操作パネルが
ボタン仕様なのは最新モデルで言うと
BD-SV120JL/JR、BD-SG110JL。
日立も最近のボタンデザインは
大分シンプルにはなって来ました
もう少し削ぎ落として欲しかった…汗
③衣類偏りエラー発生頻度
ドラム式洗濯乾燥機では
衣類が偏っていると
遠心力がかかりやすくなるためか
警告音が鳴って運転が中止されます。
おしゃれ着洗いをするときに
よく鳴るのですが
日立はその
衣類偏りエラーの発生頻度が
めちゃめちゃ高かった!!!
大きめのネットに
重めのパンツ類を入れると絶対に鳴ります。
判定までに時間がかかるのもイラッ。
これを繰り返すと結構な時間を
洗濯機の前で拘束されるので
非常にストレスでした。
パナソニックに変えてからは
偏りエラーの発生が
記憶にないくらいスムーズ。
ほとんど出ていないんじゃ…!?
※日立については
実家や以前使っていた
モデルでの印象なので
最新モデルで改善されているかは不明です。
④小物類がゴムパッキンに挟まる率
ドラム式あるあるなのか
洗濯槽とドアの間のパッキン。
この隙間に入るんですよ。
こんな感じで↓
くるぶし丈ソックスなど
小さな洗濯物はネット必須でした。
ネットに入れるのも
ネットから出すのも
ネットを片付けるのも
面倒臭いけど
入れないとびっちょりで
何をどうやってもストレス!苦笑
パナソニックはネットなしなのに
1年使って数回あるかないかくらいです。
手間が省けてめちゃめちゃ便利です!
※この点についても最新モデルでの検証は
できていません。
⑤フィルター掃除
ゴミのつかなさ
糸くずフィルターに関して
日立は1、2週間放置すると
結構糸くずが溜まっていましたが
パナソニックは
1ヶ月放置してもほとんど汚れていません↓
※パッキン付近は汚れていたので
流石に洗いましたが
櫛形部分はそのままです。
洗い方や乾燥方法の違いの結果
パナソニックの方が衣類が傷みにくい
=糸くずが出にくい。
ということだと解釈しています。
もっと深読みするなら
あまり汚れが落ちないのでは…!?
とも思ったりしますが
洗浄力or衣類への優しさは
好みが分かれそうですね…汗
掃除のしやすさ
洗濯の度に掃除が必要な乾燥フィルター。
実家は数年前に買い替えた日立。
豆柴家で使っていた先代日立と比べると
形自体は変わっていませんが
フィルターボックスを外した後
オレンジ色のレバーを引っ張ると
ボックスが分解できたり
改良されてはいるものの
毎回引き抜くのは面倒だし
フィルターボックスが小さいので
ホコリが取りづらい。。。
対してパナソニックの
フィルターボックスは
かなり大型&浅型。
道具を使わなくても
手でさっと拭えば取れるのが楽ちん!
糸くずフィルターはどちらも櫛形で
掃除のしやすさには
あまり違いはありません。
ゴミがたまりづらい分
パナソニックが有利…くらいです。
ただ、日立のフィルターは
画期的な進化を遂げており
2022年に発売されたモデルのうち
BD-STX120H
BD-SX120H
BD-SV120H
この3機種においては
出典:楽天
乾燥フィルターを無くして
糸くずフィルターに一括集約した
らくメンテ機能を搭載♪
一応疑問に思ったことを
メーカーに問い合わせてみたのですが
いくつかの不安が残りました。
一括集約で本当に楽になるのか
出典:楽天
これまでの糸くずフィルターの形状
(櫛形)なら
濡れた状態だとゴミが取りづらいですが
メッシュフィルターに変更されたので
溜まったゴミが取りやすくなっていそう。
ただ、一括集約になり
そこに溜まる量が確実に増えたことと
濡れた状態で片付けなければいけないのが
どのくらいのストレスになるのかが未知数。
また、あまりゴミを溜めすぎると
ヌルヌルの量も増えるんじゃ…汗
乾燥頻度が高いと掃除頻度UP!?
洗濯物の量が多かったり
毎日乾燥するなど
乾燥機能を多く使う場合は
乾きづらくなることがあるため
月1回以上掃除が発生することも。
とも言われたのですが
乾燥機を毎日使わない前提の
テストって意味あるのかしら…
と思ったり汗
⑥乾燥時の排水口の臭い
日立のヒートリサイクル式は臭い!
日立は2018年以前に採用していた
ヒートリサイクル乾燥式だと
排水口へ一部熱が排出されることもあって
先代の日立を使用していたときには
乾燥時、洗濯機のある洗面所では
よく下水臭が漂っていました…汗
google検索の予測変換の
上位に表示されるほど
みんな気になっていることですw
しかも、その排熱による温度変化のせいか
洗濯パンが濡れていることもよくあり
不満は大きかったですね…。
2021年以降は低温ヒート式に変更!!
2021年9月以降に発売されたモデルでは
乾燥方式がヒートリサイクル式から
内蔵された低発熱量のヒーターで
洗濯槽内の空気を温める
「低温ヒート式」に変わったことで
乾燥時の排水口が臭い問題は
無事!?解決されたのではないでしょうか。
Panasonicは臭くない
パナソニックの場合は
ヒートポンプ式やヒーター式を
採用しているため
排熱問題とは無縁。
洗面所が快匂です♪
⑦エコ
モデルによる多少の違いはあれど
標準の洗濯乾燥時に使用される
消費電力量や水の量が
パナソニックの方が少なくて済みます。
パナソニック
画像引用:Panasonic
日立
画像引用:日立
※ヒートリサイクル乾燥式のモデルは
2020年製のBD-SV110FLで比較。
消費電力量
パナソニック
890Wh
日立
1,570Wh(低温ヒート式)
850Wh(ヒートリサイクル式)
水の使用量
パナソニック
55L
日立
86L(低温ヒート式)
53L(ヒートリサイクル式)
日立は
意外にも旧乾燥方式である
ヒートリサイクル式の方がエコでしたw
⑧トリプル自動洗浄
洗濯洗剤
柔軟剤
おしゃれ着洗剤
パナソニックはおしゃれ着洗剤も
自動投入可能なトリプル仕様で
すごーーーーい!!!
と思ってたら
2023年10月から発売される
新モデルは3つ目の容器に
酸素系液体漂白剤も選べる仕様に!!
出典:楽天
これは…いい!!!!!!
洗剤の自動投入機能は
購入当初は
(こんなの要らないから安くしてよ…)
と思っていたくらい
優先度低めの機能でしたが
実際に使ってみると
めっっちゃ便利でした苦笑
日立のドラム式が良かった点
①乾燥力
カラッと感は断然日立!!!
パナソニック(LHシリーズ)も
乾いていないわけではないのですが
程よく湿度を含んだ仕上がりというか。
これは
パナソニック:ヒートポンプ式
日立:ヒーター式
という乾燥方式の違いによるもの。
Panasonicのヒートポンプ式は
低温風を衣類に当てて
衣類から水分を吸収(除湿)して
洗濯物を乾かすのに対して
ヒーター式は
内蔵されたヒーターで作り出した温風で
洗濯物を乾燥させます。
長時間放置していても臭くない
パナソニックは乾燥完了後
蓋を閉めっぱなしで
長時間置いておくと
若干臭いことがあったりしますが
日立は乾燥温度が高いせいか
休日など、朝回して
夜に外出先から戻ってきて蓋を開けても
あまり臭いを感じたことが
ありませんでした。
出典:楽天
ワイドハイターなどの
衣料用漂白剤の使用は必須です。
傷み・縮みの恐れアリ
ただ、ヒーター式はよく乾く反面
衣類が縮んだり傷んだりする
恐れがあります。
だからホコリも多い…!?
一応最新の機種だと
65℃の低温乾燥で
傷みや縮みにも配慮されているようですが
注意書きにも
乾燥時の温度は衣類の素材により異なる
乾き具合によっては衣類の温度が高くなる場合がある
と書かれているので
実際のところは分かりません。
ヒートリサイクル式だった
先代の洗濯機は結構熱くて
終了直後は触わりたくなかったです…苦笑
②シワのなりにくさ
正直、個人的には
普段使っていて
この恩恵を感じたことはありません。
なぜなら
乾燥容量の半分くらいじゃないと
その効果を発揮できないようで。
1日1回しか回せない
洗濯スタイルの場合は
普通にシワができます苦笑
とは言え
色々検証サイトでの実験結果を見ると
シワができにくいNo.1は
ダントツ日立でした。
洗濯機から出してそのまま着られるのは
かなり魅力的なんですけどね…汗
③値引きがある!
ここはかなり重要なポイント。
購入のタイミングで
型落ち品があれば最高なのですが
型落ち品がない場合でも
日立ならある程度の値引きを
してもらえます。
最新モデルで比較すると
日立(BD-STX120H)で
最安値181,800円〜
パナソニック(NA-LX129)は
値引きなしの¥388,080。
以前はここまでの差ではなかったのに…
ドラム式洗濯乾燥機は条件付きでパナソニック推し!
日立VSパナソニック
それぞれの特徴に感じる
メリット・デメリットを比較してみた結果
洗濯乾燥時間が短い
偏りエラーが出ない
パッキンに挟まれない
フィルター掃除が楽
排水口の臭いがない
私が購入した当初なら
ダントツでパナソニックでした。
が、、、
購入から1年経ち
両メーカーがモデルチェンジして
日立に感じていた最大のデメリットが
改善されたっぽかったり
価格が大幅に値上がりしたことを踏まえると
パナソニックの利点が次の3点に…汗
デザイン性
エコ(電気&水)
トリプル自動洗浄
これだけに最大20万の差を感じるか!?
と言われると結構微妙…。
(エコな分導入コストが高いし汗)
ただ、日立のドラム式で
排水溝の臭いに次いで
とてもストレスだった
衣類偏りエラーの発生頻度
小物類の挟まりの発生頻度
この2点がモデルチェンジによって
軽減したかがまだわからないため
結論としては
「パナソニックで最上位ではなく
ランクを落としたモデルを買う。」
でしょうか。
NA-LX127CLで約34万(差16万)
NA-LX125CLで約31万(差13万)ですが
CLシリーズが発売されたばかりの今
型落ち品のNA-LX12◯BLシリーズなら
更に安く入手できるのではないでしょうか。
ドラム式洗濯乾燥機の購入において
日立orパナソニックで迷っている方の
ご参考になれば幸いです。
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