こんにちは。豆柴まめ子です。
我が家の窓は
昔ながらのアルミサッシで
かなりの結露に悩まされていました。
結露防止シートから始まり
プチプチやあったかボード
サッシ枠に貼る断熱シールなど
様々な対策を行いましたが
ちょっとやそっとでは糠に釘…汗
所々にカビも発生していたため
※子供はカビアレルギー
これはもう根本的に解決するしかないと
窓のリフォームを決意しました。
窓のリフォームには
比較的簡単にできる内窓
という選択肢もありましたが
我が家が最終的に選んだのは
カバー工法でした。
今回は窓をリフォームするにあたり
内窓を選ばなかった理由について
ご紹介していきます。
窓リフォームの種類とメリット・デメリット
窓のリフォームは主に4種類あり
ひとつは窓ガラスのみを
ペアガラスなどグレードの高いものに
交換する工法ですが
サッシの結露がなくなるわけではないため
ここでは割愛して
残りの3つをご紹介します。
はつり工法
![はつり工法](https://images.ctfassets.net/emxws6jafitn/18KlvMOxF1WS1aEfZh7jZv/fe641b7b1ce3c8bb19dacaa338f66a7a/_____-min.png)
既存の窓枠を含めて
すべてを新しく入れ替える工法。
窓枠を外すために
壁を削ったり切ったりする必要があります。
メリット
使い勝手が変わらない
既存の見た目と変わらない
窓の大きさを変更できる
新しく作り直すので
見た目や使い勝手は今と変わらず
窓の性能を上げることができます。
窓枠ごと外してしまうため
窓のサイズを小さくすることはもちろん
大きくすることも可能。
デメリット
値段が高い
工期が長い
壁の修繕や塗装の必要が出てくるため
小窓でも10万は超えます。
窓枠を外すところから始まるので
工期も数日は必須です。
カバー工法
![カバー工法](https://images.ctfassets.net/emxws6jafitn/3wV9fUfu5ngRhb9ncfJIGz/773a1a48cbec06912129171ed6b2eff7/______-min.png)
既存の窓枠を残して
その上から新しい窓枠をはめ込む工法。
メリット
工期は半日〜
値段も窓のサイズが小さければ
10万以内から可能で
工期も値段もそこそこに
使い勝手を変えずに
窓をグレードアップできます。
デメリット
既存の窓枠の上から
新しい窓枠を取り付けるため
前後左右に新たな窓枠が張り出すことで
窓ガラスが小さくなったり
新たな窓枠による
段差が発生するものが多い。
また、窓の種類によっては
取り付けられない場合もあります。
内窓
![内窓](https://images.ctfassets.net/emxws6jafitn/4QUXssYy79yFIe4CbcM3Zg/71c661eb511310820039494b07852c4f/__-min.png)
既存の窓の手前(屋内)側に
もう一枚窓を取り付ける工法
メリット
期間は数時間、値段も10万以内で
設置できるものも多く導入しやすい。
空気層が大きいため
断熱効果が高く
防音効果も期待できます。
デメリットに感じた部分については
下記で紹介します。
内窓を選ばなかった理由
①窓の開閉が面倒くさい
![内窓の開閉](https://images.ctfassets.net/emxws6jafitn/2gCZgM2z1saIjeb0T1zS5e/16c8cebdb7e26070f0cad521c383ae05/_____-min.png)
内窓を設置した場合
既存の窓+内窓で窓が2枚になります。
換気や出入りの際に
内側の鍵を常に開けておいたとしても
窓を2回開けることは免れません。
また、引き違い窓の場合
鍵がついている左側と
逆側の窓を開けたい場合
内窓の鍵を開ける
内窓のドアを右(→)にスライド
外窓の鍵を開ける
内窓の窓を左(←)にスライド
外窓の窓を左(←)にスライド
と、更に手順が多くなります。
そんなに窓を開けることはない我が家でも
実際にショールームで体験しただけでも
面倒だと感じてしまったくらいなので
日々の生活の中では
かなりのストレスになりそうで。
一箇所だけならなんとか我慢できても
設置数が増えると結構厳しいかも…
と思ってしまいました汗
②掃除が面倒くさい
![掃除が面倒](https://images.ctfassets.net/emxws6jafitn/2ih6aknIRPDEZsCWGojNNc/09c5e9d5d45d757fbb2b5b918a70abec/______-min.png)
窓が2枚になるので
掃除も2倍になります。
ということは窓の桟も2倍…
③部屋が狭くなる(圧迫感が出る)
![内窓で部屋が狭くなる](https://images.ctfassets.net/emxws6jafitn/2ZS57ZW23n4qjrRDeVliJh/02f888339151e2b0ea0d0db269e82424/____________-min.png)
内側にもうひとつ窓をつけるため
その分だけ部屋の広さが狭くなります。
数〜10cm程度ではあるものの
施工枚数が多かったり
窓サイズが大きかった場合に
許容できる範囲かどうか…
④見た目がゴチャつく
![障子枠が目立つ内窓](https://images.ctfassets.net/emxws6jafitn/4ASE3zy0OgdmSL7AyLyrvE/18fa66e888cc66eb59c1c33d69795e05/__________-min.png)
枠も2倍になるので
正面から見たらあまり分かりませんが
窓を斜め方向から見ると
レール枠や障子枠の線が二重に見えて
ごちゃついた印象を与えます。
連窓など窓が近くに複数枚並んでいる場合や
引き違いなど
窓枠が分割されている場合
また、既存の窓枠の色が異なる場合は
余計に枠が目立つかもしれません。
⑤結露が直らない恐れがある。
![驚く主婦](https://images.ctfassets.net/emxws6jafitn/1fapjLp5ZDzZaM9oQie2UU/d4ec4f1e33b2394afef9219d2761b31a/22307710-min.png)
これはショールームに直接行って
相談した際に言われました。。。
確かに内窓自体(居住空間)には
結露が発生しないかもしれないが
外窓のグレードが低い場合は
既存の外窓と内窓の間に
結露が発生しないとは言い切れないと…。
内窓をつければ結露がなくなると
書かれているサイトも多かったため
かなり衝撃的でした。。。
もちろん環境によっては
効果が得られることも
あるかもしれませんが
住宅環境や生活スタイルによっては
結露がなくならない場合もあることを
留意しておく必要があります。
予算も大事だが日々の使い勝手とのバランスを見てリフォームするのが◎
![主婦POINT(ポイント)](https://images.ctfassets.net/emxws6jafitn/2568ekhoXQ2ARFed6clPpb/a64545652fdb41dfc59815a1eb9f1efd/22487097-min.png)
自分なりに調べたり
実際にショールームへ行ったりした結果
内窓の設置は
断熱効果や防音効果は期待できるものの
見た目や使い勝手が悪くなるうえ
我が家の最大の悩みである結露は
解決されないかもしれない
ということが分かりました。
結露を防ぐためには
外窓自体のグレードを上げる必要があり
我が家の窓リフォームは
カバー工法を選択することで一件落着。
![焦る主婦](https://images.ctfassets.net/emxws6jafitn/2GL56zR1mp3jTwNKESGiNn/76a933d70c1689c3f7fac1e1065b9deb/____________-min.png)
※カバー工法でも多少の結露は
発生するかもしれないとのことでしたが…汗
窓はこの先何十年も
毎日開け閉めしたりが発生したり
面積が広いため日々の生活の中で
目につきやすいもの。
見た目や使い勝手を加味して
選ぶのは大事な要素ですが
断熱
防音
結露防止など
工法によって
期待できる効果も異なるため
窓のリフォームをする
最大の目的は何かという点も併せて
熟考されることをおすすめします。
重しがなくてもプカプカ浮かない♪
水以外はシャットアウト!!
落としても当たっても痛くない!