豆柴のズボライフハック

甘酒は子供が飲んでも大丈夫?いつから飲める?

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こんにちは。豆柴まめ子です。

夏バテ防止をはじめ

様々な美容・健康効果があると言われ

注目を集めている甘酒ですが

名前に「酒」とついているので

子供に飲ませていいものか

心配になりますよね。

今回は

  • 甘酒にはどんな栄養がある?

  • 子供が飲んでも法律的に問題ない?

  • 飲めるならいつ頃飲める?

など、子供が甘酒を飲んでも

問題ないかどうかについて

詳しくご紹介していきます♪

甘酒の種類

甘酒は大きく分けると二種類あります。

米麹甘酒

出典:楽天

米麹甘酒は米と麹から作られます

麹菌がデンプンを分解して糖に変えるため

砂糖が入っていなくても

十分甘みがあります。

メーカーによっては

食塩、増粘剤、寒天などを

入れている場合も。

酒粕甘酒

出典:楽天

酒粕は麹菌によって分解されたブドウ糖が

酵母によって更に

アルコールと二酸化炭素に分解されるため

甘みはほとんどありません。

そのため酒粕で甘酒を作る場合は

砂糖などの

甘味料を加えて作ります

甘酒の種類としては

大きく分けるとこの2種類ですが

お米の代わりに玄米や

出典:楽天

出典:楽天

黒米を使った

変わり種もあります。

甘酒の栄養

甘酒が飲む点滴と言われる理由

飲む点滴と言われる甘酒

点滴の主な主成分は

水、ブドウ糖(グルコース)、

電解質です

電解質とは

ざっくり言うとミネラルの仲間で

水に溶けると

イオンになる物質のことです

点滴に含まれる電解質は次のとおり。

  • Na+ :ナトリウムイオン

  • K+  :カリウムイオン

  • Ca2+:カルシウムイオン

  • Mg2+:マグネシウムイオン

  • Cl-  :クロールイオン

甘酒にもこれらの点滴成分と同じものが

含まれていることから「飲む点滴」

と言われるようになりました

疲労回復の成分

ブドウ糖(グルコース)

糖分

疲れたら甘いものが欲しくなりますが

それは体が糖分を欲しているから。

糖分は体を動かすエネルギーの元なので

それが不足すると動けなくなり

疲労状態となります

また、ブドウ糖は

脳が唯一のエネルギー源とする物質。

不足すると思考力や記憶力が低下する

と言われています

ブドウ糖はすぐに血液に吸収されるため

食品で取り込むよりも早く

疲労回復の効果が得られます。

米麹甘酒では

麹菌によって米のデンプンが糖化され

ブドウ糖が多く含まれています

酒粕にはほとんど含まれていませんが

甘酒を作る過程で砂糖で甘みを足すので

それが体に入ると

すぐにブドウ糖と果糖に分解され

結果的にブドウ糖を

摂取することができます。

甘酒には心身ともに疲労回復につながる

ブドウ糖を摂取しやすい飲み物

だと言えます

ビタミンB群

出典:楽天

ファイト イッパーツ!

でおなじみのリポビタンDや

出典:楽天

だいじょうブイ!のアリナミンなど

疲労回復栄養ドリンクに

多く含まれるビタミンB群には

次のような働きがあります

  • ビタミンB1:肉体・精神疲労回復

  • ビタミンB2:新陳代謝促進

  • ビタミンB6:アミノ酸代謝活性化

参照元:健康サイトbyアリナミン製薬

甘酒には

これらのビタミンBが含まれており

点滴と同じ成分が入っていて

疲労回復に効果的なビタミンB群も

揃っていたらもはや完璧!?

江戸時代に

夏バテ防止の飲み物として

親しまれていたのも頷けますね。

必須アミノ酸9種が全部入り

必須アミノ酸

必須アミノ酸とは

成長や生命維持には必須なのに

体内では合成することができない

次の9種類のアミノ酸を指します

  • イソロイシン

  • ロイシン

  • リジン

  • メチオニン

  • フェニルアラニン

  • トレオニン

  • トリプトファン

  • バリン

  • ヒスチジン

甘酒はこれらの必須アミノ酸を

すべて含んでいるのです。

もはや、スーパーフードならぬ

スーパードリンクですね…。

【参照元】

総合医学社

食品成分データベース

甘酒は子供が飲んでも法律に違反しないの?

子供が飲んでも合法な甘酒

甘酒は「酒」とついているので

未成年に飲ませるには

ちょっと躊躇しますが

結論、子供が飲んでも大丈夫です

米麹甘酒の場合はアルコールゼロ。

酒粕から作る酒粕甘酒の場合で

アルコール度数は1%未満で

清涼飲料水扱いになります。

法律上は

アルコール度数1%以上のものが

酒類に分類されるため

未成年がどちらの甘酒を飲んだとしても

法律上は何の問題もありません

違法ではないため

子供だけで甘酒を買うこともできます♪

子供は甘酒をいつから飲める?

甘酒が飲める年齢

法律的には何の問題もないことが分かると

具体的にいつからなら飲ませていいのか…

が気になるところ。

米麹甘酒の場合は

味覚が発達してくる10ヶ月頃を目安に

早ければ9ヶ月頃からOKです

【参照元】

マルコメ

丸ごと小泉武夫マガジン

ただし

薄味がよいとされる

離乳食期には甘みが強すぎることから

2〜3倍程度に薄めたり

薄めた上澄みをあげるなど

時期や量・頻度に注意して与えるのが◎

酒粕甘酒の場合は

市販の物だと

アルコールは1%未満と微量です。

しかしながら

家庭で酒粕から甘酒を作る場合は

調理法によっては

1%以上のアルコール分が含まれている

恐れがあります

しっかり煮沸すれば

1%未満に抑えることはできますが

大人でもアルコールが弱い人がいるので

やはり米麹の方が安全です

甘酒は子供が飲んでもOK!月齢が低い子供に飲ませる場合は量と濃度を調整するのが◎

法律的にも離乳食の観点から見ても

甘酒は子供が飲んでも問題ありません

ただ、酒粕甘酒については

アルコールが心配なので

米麹甘酒をおすすめします。

糖質45%オフの米麹甘酒が

子供におすすめです

飲ませるタイミングは

9ヶ月頃〜の離乳食後期から。

3倍程度に薄めて

その上澄みから始めるのが◎

栄養もたっぷりの飲み物なので

量や頻度に気をつければ

  • おやつとして

  • 砂糖代わりに

  • 夏バテ防止に

いろいろ使えて便利です。

ぜひ試してみてください♪

 

 

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