こんにちは。豆柴まめ子です。
いざ神様を自宅でお祀りしようと思っても
まず何を揃えたらいい…?
また
お供え物を供えるにも
何をどの順番に並べて
どのタイミングで交換すればいいのか…
さらに
交換した後の処分方法は?
などなど、、、
分からないことがいっぱい!!汗
今回は
神棚を祀るにあたって
最低限揃えておきたい神具の種類について
その並べ方やお供え物の種類・交換頻度
なども踏まえながら
ご紹介していきます。
最低限揃えておきたい神具の種類
神具とは
神具(しんぐ)とは、神道の祭祀に用いられる道具、または器具をいう。
引用元:ウィキペディア
神具とは、神様を祀る際に使われる
道具や器具のことを指すので
厳密に言うと
神棚自体も神具にあたります。
※神棚や神具は「飾る」ではなく
「祀る」と表現します。
「飾る」と「祀る」の違いについては
こちら↓に記載しています。
出典:楽天
丁寧に祀ろうとすると画像のように
かなり種類を揃える必要があります。
それなりのスペースも必要となるので
最低限4種類を揃えればOK。
①榊立て(さかきたて)
出典:楽天
お供えするための榊を生ける
花瓶のことを指します。
神棚の左右に1つずつ配置します。
②瓶子(へいじ・へいし)
出典:楽天
お神酒(おみき)を
お供えする際に使う器です。
榊立て同様、対になるように置きます。
③水玉/水器(みずたま/すいき)
出典:楽天
お水を入れてお供えするための神具です。
④土器/皿(かわらけ)
出典:楽天
平瓮(ひらか)とも呼ばれます。
お米と塩をお供えするための小皿です。
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神具・お供え物の並べ方・配膳順
準備するお供えについて
神様にお供えする食事を
「神饌(しんせん)」といいます。
日常的にお供えする神饌は次の4種類。
米
○:炊いたお米
○:生米
洗米でなくてもOK
酒
純米酒が最適
塩
✗:人工精製塩
○:天然の塩(粗塩)
水
朝一番に出す水が最適
神具・お供え物の並べ方
榊・榊立て
出典:楽天
神棚の左右に配置します。
分かりやすい榊・榊立てに対して
それ以外の神具・お供え物については
上の画像のように直に並べる場合以外に
三方・三宝(さんぼう/さんぽう)や
出典:楽天
八足台という
出典:楽天
神具に乗せてお供えします。
これらの台の大きさも様々で
乗せられる種類や数によっても
並べ方が異なってきます。
一例をあげると
次のようなパターンがあります。
※画像上側が神前です。
三方・八足台に乗せる場合
酒あり
米:中央最奥
酒:米の左右
塩:手前向かって右
水:手前向かって左
酒なし
米:中央(最奥)
塩:向かって右(手前)
水:向かって左(手前)
酒は台の左右に配置
直置きする場合
一列配置
米:中央
酒:酒の左右
塩:向かって一番右
水:向かって一番左
二列配置
米:中央最奥
酒:米の左右
塩:向かって右手前
水:向かって左手前
お供え物の重要度と配膳順番
実はお供えする順番にも
決まりがあります。
お供え物は
米
酒
塩
水
この順で重要だとされています。
また
配置は中央>右>左の順で重要。
このルールに則って
神棚の中心や神様に近い場所に
置いていくのがよいとされています。
※上の画像内の番号をご参照ください。
神具の蓋はずらすor外す
水器や瓶子には
蓋がついているものがありますが
蓋をしたままだと神様が
飲むことができないため
お供えする際には
ずらしたり外しておくのが◎
お供え物の交換頻度・処分方法
お供え物(神饌)の交換頻度
お米・塩・酒
毎日交換するのが望ましい
難しければ1日、15日に交換
お水は腐りやすいので毎日が◎
酒・榊
1日、15日に交換
お酒はその日の夕方〜夜には下げる
交換した後の処分方法
神道には、神様と人が同じものを食べることで神に近づこう(神と融合しよう)と願う「神人共食(しんじんきょうしょく)」という考え方があります。神様がいただいた食事には神の力が宿っており、それをいただくことで神様の恩恵を授かることができるのです。
引用元:神社お寺.net
なるべく処分せずに
ありがたく頂戴しましょう。
神様にお供えした神饌を下げたものは
お下がりとも呼ばれますが
当日中にいただくのが
よいとされていますが
なかなか難しい場合もあるので
できる範囲でOK。
米
ご飯を炊く際に下げたお米を混ぜておく。
豆柴家では毎日炊かないので
ジップロックに入れて冷蔵庫で保存し
炊く際に混ぜて炊いています。
酒
そのまま飲む
料理酒として使う
という方法がありますが
時間が経っているため
口にするのが抵抗ある場合は
湯船に入れる
玄関先に撒く
など「お清め」に使うのも◎。
塩
料理に使う以外に
次のようなお清めとしても使えます。
お風呂の湯船に入れる
盛り塩に使う
玄関先に撒く
掃除に使う(穢落とし)
水
直接飲むのは少し怖いので
豆柴家では
育てている観葉植物にあげています。
塩・酒同様お清めにも使えるようです。
榊
昔は川や海に流したり
土に埋めたりして処分する方法も
あったようですが
現在の法律や住宅事情により
難しくなっているので
近くの神社でお焚き上げしていただく
塩で清めてから燃えるゴミに出す
あたりがよさそうです。
ゴミに出す場合は
半紙などの白い紙に包んでから
捨てると尚よしです。
お祀りする気持ちと続けることが重要!まずはできる範囲から始めるのが◎♪
神様をお祀りするにあたっては
細かいルールやしきたりがたくさんあり
全部を守るのは
なかなかハードルが高いです…。
お神札をおまつりする場所や神棚の位置、宮形の有無等に捉われ過ぎておまつりをしないよりも、出来る形でおまつりすることが大切です。
引用元:神社本庁
お祀りするという気持ちと
続けることが大事なので
まずは自分のできる範囲で
少しずつ続けてみてはいかがでしょうか。
【参照元】
↓おすすめ神具↓
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